
今日はサイレンを後ろに黙祷を捧げた日。
東北は自分と縁も所縁も程遠い場所ですが、あの日あの時の出来事は今でも鮮明に覚えています。
職場で休憩に入る瞬間、立ちくらみみたくなって周りの景色がふわっと揺らいだ。
立ちくらみかな?と慌てて椅子に座ったら、あっという間に元通りになり、なんだったんだろ?て思ってた矢先、外回りから帰ってきたスタッフが、それこそ大慌てで宮城で地震だ、と…
立ちくらみと思った「ゆらぎ」は遠く離れた大阪にまで届いた震度1。それでも普通の震度1なら立ちくらみと錯覚するような感情にならなかったくらい変な、不思議な揺れでした。
阪神大震災では明らかに暴力的な、激しい揺れを感じてただただ怖かった。
でも東日本大震災は遠く離れてる事が余計に自分の中で重大さを薄れさしていたのを実感する。
何よりも、今もなお行方不明の方がおり、当時犠牲になられた方に対しご冥福をお祈り申し上げると共に、残されたご家族のこれ以上ないご多幸をご祈念申し上げます。
行方不明になられた方のご家族が心の整理が付かない、という旨の記事を読んで、自分のせいじゃ絶対にないのに自分を責めて、せめて遺品でも見つかれば…と涙ながらに語られている様子は本当に辛い。
せめてその辛さをちょっとでも理解して、寄り添える心を養いたいと思いました。